仏花(切り花)を仏壇に供えるときになるべく長く、きれいな状態で飾りたいですよね?
少しのお手入れで通常より長持ちさせることができるんです。
今回は仏花を長持ちさせる方法や種類、仏花として生花に代わるプリザーブドフラワーについて紹介します。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3N49IX+6P4KS2+4S0I+BYDTT)
目次
仏花(切り花)を長持ちさせる方法6つ
せっかく飾った仏花なのでなるべく長持ちしてくれればいいのですが
一般的に
春から秋は10日前後
夏の暑い時期は枯れやすいので4~5日
冬は2週間程度
で元気がなくなってしおれたり枯れたりしていくといわれています。
しかし少しでも長持ちさせる方法があるのです。
全部はできないかもしれませんができることを
やってみてください。
方法や注意点をひとつずつ紹介していきます
つぼみ(開花していない)ものを選ぶ
花が開いてしまったものより、つぼみの花の方が長持ちします。
しっかりお手入れをきちんとしないと途中で枯れてしまい意味がありませんので注意。
暖房や直射日光に当てない
気温の高いところや直射日光が当たると水の中に雑菌が繁殖してしまいます。
なるべく風通しのよいところに飾ります。
水を腐らせないことが大事です
毎日、水替えしぬめりを取る
(できれば)毎日お水を変えましょう。
交換しないと雑菌が繁殖してしまいます。
水替えをするときに、花瓶や水に浸かっていた茎もよくあらってぬめりを取ります
お水は少しで十分です(3~5cm程度)
一番手間がかかりますが長持ちさせるためには一番効果的。
茎の切り戻し(切り口を新しく)する
仏花は根が無いので茎から栄養水を吸い上げます。
その為、水を吸い上げる導管が切り口が詰まっていたりすると十分に水を吸うことができなくなります。
切るときはこの導管を傷つけないように斜めに切るのをおオススメします。
茎の色が変色している所はすでに腐っていますので切りましょう。
水の吸収がよくするために茎を下から5mmから1cmくらいを切ると良いです。
花の延命剤を入れる
延命剤を入れることで仏花に栄養を与えるというものですが、効果を高めたいからと適量を超えて入れるのはNGです。
花器の種類によっては延命剤の成分が反応して腐食させてしまうことがあります。
気になる場合は仏花専用の延命剤があるのでそちらを購入してください
10円玉をいれる
10円玉からの銅イオンが水中で殺菌・抗菌する
ことができます。
夏に効果を発揮!
水が濁るスピードを遅くしてくれますが10円玉を入れすぎて花器に傷がつかないように気を付けてください。
日持ちする仏花の種類
長持ちをする花で
仏花として適しているのは
ピンポン菊
トルコキキョウ
カーネーションなどがあります
基本的には
故人の好きだった花を飾るなど自由に選んでもよい
とされています。
避けるべきなのは
トゲや毒、香りが強い花です。
こういった花は枯れるのも早いです。
バラやアザミはトゲがあるので殺生を連想させると
避けられています。
しかし、故人が好きだったお花であればトゲを取り除いてから
仏壇に供えるのが良いです。
他には彼岸花やチューリップは毒があるので避けましょう。
またユリや香りが強く、お線香の香りを妨げます。
花粉花びらが散りやすいのは掃除が大変です
仏花の交換目安
![flower](https://colorfuldays18.com/wp-content/uploads/2022/02/flo-e1646033192977.jpg)
できるなら毎日新しいきれいな花に変えるべきですが
毎日となると大変ですし現実的にそれは難しいですよね。
仏壇の供える花は”こうするべき”という決まりはありません。
花を飾るのは仏様や亡くなった人の霊に対して捧げるものです。
しおれたり枯れたりしたら交換しましょう
仏花のプリザーブドフラワー
仏花は絶対に生花という決まりはなく、造花でも構いません
造花のメリットは枯れないので長く使うことができ
なんといってもお手入れがいらないということです。
最近ではプリザーブドフラワーを飾る人も増えています。
生花でもしおれたまま、枯れたままでは
気分もどんよりしてしまいます。
プリザーブドフラワーであれば1~2年は鑑賞することができます。
(環境による)
また枯れるということはなく花全体が色あせていくというイメージです。
オススメの仏花のプリザーブドフラワー
↓クリックするとサイトを見ることができます↓
noemie
お祝い用のプリザーブドフラワーの花束はもちろんのこと
お供え・お悔み用があります。
おしゃれなブーケタイプがカワイイです。
花瓶不要でもちろん水やりも不要です。
3000円台で購入できるのでオススメです。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3N49IX+6P4KS2+4S0I+BXYE9)
つぼみの花を選ぶ
暖房や直射日光に当てない
毎日、水替えをする
茎の切り戻し(切り口を新しく)する
花の延命剤をいれる
10円玉を入れる