洗う必要のない無洗米は便利で時短の食材です。
毎日食べるものだしこまめに買うよりは一度に多めに購入して保存しておいた方がお得ですが、無洗米はどれくらい日持ちするのでしょうか?
無洗米はまずいという声もあります。
今回は無洗米の日持ちやデメリット、まずいといわれる理由。
上手な保存方法について紹介します。
無洗米の日持ち
無洗米に限らず一般的にお米は
高温多湿に弱く、湿度が高いとお米の酸化が進みます。
酸化が進むことにより味が落ちたりしていきます。
そのため、日持ちの目安は
以内になるべく食べきる。
あくまで賞味期限なので消費期限ではありませんので注意ください。
ほぼ一般のお米と同じ保存期間です。
玄米から精米した時点で一般のお米と無洗米での日持ちに大差はありません。
精米されていない玄米は糠が取り除かれていないので
糠がお米の乾燥を防ぎます。
お米が酸化するスピードがおちる10℃以下で保存することが長くおいしく食べられます。
無洗米はぬかが取り除かれているため乾燥しやすいので乾燥を防ぐことも重要です。
そのため長期保存をする場合は
玄米での購入がオススメです。
玄米から無洗米へ精米できるモードがついている精米機があります。
大量に購入したほうが割安なので玄米を購入して精米機で精米するのが一番おいしい食べ方です。
無洗米のデメリット3つ
無洗米のデメリットを3つ紹介します。
考えようによってはメリットでもあります。
価格が若干高め
無洗米は、一般のお米についている糠(ぬか)をすでに取り除かれた状態で
一般のお米を研ぐことによって2~5%が表面についている糠(ぬか)を取り除くことにより流出します。
そのため同じ量(たとえば5kg)のお米であっても
無洗米は一般のお米より3%ほど多く入っています。
そのため若干、値段が高めです。
しかしこれは量としては変わらないのでデメリットではないかも!?
乾燥しやすい
無洗米は肌ぬかを取り除いているので
乾燥しやすい。
乾燥が進むと亀裂が入り、炊いたときにおいしくない。
乾燥は保存の方法を工夫することで防ぐことできます
硬くなるのを防ぐため浸水する時間が必要
一般のお米と同じように炊くと無洗米の方が硬く炊きあがることが多い。
それを解消するために炊く前に浸水する時間が必要となる。
冬場は1時間、夏場は30分程度必要
浸水することは絶対必要な工程ではないですが硬くならずに美味しさをアップするには必要な作業となります。
毎日、炊飯時間と浸水時間を逆算して準備するのってめんどくさい気もする。
無洗米を洗うとどうなる?
無洗米を水で洗って、炊いてしまっても問題ありません。
洗ったときに、水が濁るので汚れているのかな?
と思いますがこれはお米のデンプンです。
洗うことでお米の栄養やうまみデンプンが流れてしまいます。
私も基本は洗いませんが、ゴミや汚れがあると嫌なので一度軽く洗います。
無洗米には
『全国無洗米協会』という審査機関があります。
この全国無洗米協会によって審査をクリアしたものだけに
エコメちゃんマークを表示することができます。
無洗米を炊くときの水の量
無洗米をおいしく炊くときのポイントは、炊飯時の水の量です。
通常の水の量より
1.4から1.5倍
お水の量を増やします。
これは通常、お米を洗うときの水分の吸収がなく
容積が一般のお米より少し重くなるためです。
精米後
暑い時期は2~3週間
寒い時期は3~4週間